みなさまこんにちは!木造住宅大好きのyayoiです(^-^)d
今回も夢のマイホームについてお話しましょうっ!
地震の多い日本では木造住宅の耐震補強については切っても切れない関係ですっ!
安心して木造住宅に住むためには、いったいどれほどの耐震補強が必要なんでしょう?
そして、費用はどれほどかかるのか!?みなさまにお伝えします!!
まず最初に耐震基準について・・・
耐震補強について、新築住宅の場合は基本的な耐震補強は出来ていると思っていただいて大丈夫です。
出来ていないと、建築確認の検査に通らないので、検査をすり抜けた欠陥住宅でない限りご安心いただいて大丈夫です。
中古住宅の場合は新耐震基準の始まった昭和56年5月以前に建築された木造住宅は耐震診断(自治体を通じて依頼出来ます)を通してどこを耐震補強すべきかを教えてもらえます。
その中で耐震補強する場合、どういった方法があるのかお伝えいたしますっ (^^ゞ
木造住宅の耐震補強方法
耐震診断により補強工事をすることになった場合、どんな工法があるか割合も含めてお伝えしますっっ!!
①内壁側からの耐震補強工事
一番割合が多いのが内壁側からの工事です。
費用が比較的抑えられるのが利点です。(ただし、家財道具の移動とか、片付けなんかは必要ですけど・・・)
耐震補強が必要な原因としては・・・
・壁の量が少ない
・壁の配置のバランスが悪い
・柱と土台や梁との接合部分の組み込みが甘い
・腐朽やシロアリの害で弱くなっている
などがあげられます。
室内の壁をめくって下地を組み、耐力壁となる構造用合板を適切な釘とピッチで張ったり、柱と土台や梁組みに接合金物を取付・補強します!!
壁をめくっての工事をするため、補強したあとはクロスの張替えや幅木・廻り縁の付け替え工事なども必要になります。
②基礎の耐震補強工事
内壁からの耐震補強をして強くなった(重くなった)壁を支えるために基礎を補強する場合もあります。
もし、すでに基礎にクラック(ひび割れ)が入っていたら、絶対直しておくべきですっ!!
③外部の耐震補強工事
築年数が古くなると屋根を軽量化して負担を少なくする・・・という考え方もあります。
耐震補強工事としては費用が大きくなるため、割合は少なくなりますが屋根の葺き替え工事が必要な場合もあります。
重い瓦屋根を軽量瓦やスレート瓦に葺き替えすることで、屋根を支えている柱が長持ちするんですq(^-^q)
。。。木造中古住宅の耐震工事は壁をめくったり基礎や屋根をさわったりと、かなりボリュームある工事をするので、お住まいの間取り変更や水周りの交換など、大規模リフォームと絡めて耐震補強をするケースが多いですね~( ゜o゜)
④新築住宅の耐震補強
これから新築を建てるぞっ!という場合には、基本的な(建築基準法の範囲内の)耐震で物足りないとお考えの場合に、制震ダンパーを設置しておくのをオススメします!
制震ダンパーとは、地震などがおきた時に、ゆれを最小限に抑えるという優れモノ!!内壁をおこす前に組み込んでしまいます。
ハウスメーカーさんでは各会社のオリジナル商品もありますし、建築部材として販売されているメーカーもあるので、まちの工務店さんでも相談すれば設置できます♪
ただし、費用はかかるのでご家族としっかりご相談して下さいね~(^^;
(新築の場合は補助金等も出ないですからね・・・)
耐震補強工事の費用
耐震補強工事の費用の目安は、1階床面積が60~80㎡くらいの築30年程だと平均で150万円~160万円です(内壁側からの工事の平均額です・・・)
築年数が古くなるほど劣化している部材が多い為、費用は膨らむ傾向にあります。
屋根の葺き替え工事は和瓦から軽量瓦にしたとして、足場設置費用も込みで、約100万円~150万円ほど費用がかかります。(スレートの場合はもう少し安価です)
耐震補強工事は、国や多くの自治体で助成金制度を設けているので上手に利用すると費用が抑えられます。(補助金額は上限額があります)
市町村のホームページから検索すれば該当ページがでてきますので一度調べてみて下さいね♪(○○市 耐震補強 助成金・・・という感じで♪)
基本的には建築士さんの耐震診断の判断のもとで交付が決まるので、お住まいの役所で相談に行くと詳しく教えてもらえますよ☆(注:一定の条件を満たす必要があります)
。。。中には不安に付け込んで高額な工事をすすめる悪徳業者もいるので注意が必要ですっっΣ( ̄□ ̄;)
所得税や固定資産税の控除もありますのでまとめて役所で確認してみましょっ♪(一定の条件を満たす必要があります)
まとめ
耐震補強が必要な住宅が多いのにもかかわらず、実際に工事をされていない件数はまだまだ多いのが現状です。
きちんと対処すればまだまだ住めるお住まいもいっぱいあるんです・・・(>-<)
木造の中古住宅にお住まいのみなさまは、まずは耐震診断を申し込んでみてはいかがでしょうか?
お住まいの状態を知ることはとても大事なことですものね♪v(^^)v
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