夢のマイホームを計画するぞ!!とお考えのみなさま♪
新築だったり中古住宅をリノベーションしたり・・・と、パターンは色々ありますよね(^^)
そんな中古の木造住宅を購入する時は”耐用年数”に注意が必要です!
とはいえ、耐用年数ってなんだか難しそうですよね。
今回はそんな耐用年数を分かりやすくご紹介して、木造中古住宅を選ぶのに失敗しないチェックポイントをあれこれご紹介します!!
目次
耐用年数とは?
まず、耐用年数って何のこと!?って思った人も多いと思います(^^;)
建物の耐用年数とは、その建物がいつまで使うことができるのか?の年数のことです!
ちょっと難しいんですが、法的にだったり、物理的にだったり、価値だったり・・・と色々考え方があります。
中古住宅を買うときにおさえるべき基本!
中古住宅を自分好みにリノベーションして、リーズナブルに夢のマイホームを手に入れたい!
でも、住んですぐに壊れたり修理に費用がかかるのでは意味がない!!
じゃあ、賢く選んで長く住むためにはどんな物件を探せばいいのでしょうか?
まずは建物についての基本の内容です!
①工法について
木造住宅…といっても大きく分けると、昔ながらの柱で支える在来工法と、壁(面)で支える2✕4(ツーバイフォー)工法があります。
間取り変更や改修がしやすいのは在来工法で、主要の柱を残して壁を取り払ったりしやすいのが特徴です。
2✕4工法は面で組み立てられているのでねじれや耐震性に強い構造ですが、壁を構造として建てているので壁を抜く工事が難しく、施工できる業者さんも限られます。
リノベーションして間取りもガラッと変えたい!と思うなら在来工法、家全体の強さをとるなら2✕4工法ということですね!
②築年数と耐用年数について
中古住宅を探すとなると、まず目につくのが築年数☆
ここでチェックするべきは、国税庁で決められている、木造建物の法定耐用年数【22年】です。
これは『木造住宅は築22年で徐々に価値が減って、築22年を経過すると価値が0円になります』という意味で、住宅ローンを組む時や売却の時に関わってきます。
でもご安心下さい!売却の場合は建物が0円でも土地に価値がある場合もあります。
もちろん、法定耐用年数が過ぎていてもしっかりした物件はあるので、築22年=寿命というわけではありませんが、そろそろ修繕を考えた方がいいかな・・・?という目安として考えていただくと良いと思います*
③耐震について
中古住宅って地震対策はどうなってるの?
その時おさえるべきポイントは新耐震基準の始まった1981年6月以降と2000年新耐震基準改訂の年です。
このふたつの年を境に耐震性がグッと上がったので押さえておくべき年数です!
新しい物件ほど、壁の内部に免震や制震に対応する商品が組み込まれている物件もあるので、耐震性は上がってきていると考えると良いでしょう。
耐震性の高い物件だと、耐震補強工事のコストも低く済みます。
地震から家を持って逃げる事は出来ないのでwwしっかりした建物を探しましょう!!(^-^)v
候補の中古木造住宅が見つかったら現地でチェック!
立地もいいし、間取りや状態も良さそうな物件が見つかったら、さっそく現地に出向いてチェックです♪
どこをチェックしたらいい?ここはおさえるべきポイントってどこ?にお答え致します!!
①地盤と基礎のチェック
地盤と基礎は家の土台になる大切な部分なのでしっかり確認しましょう!
そもそも、地盤がしっかりしている地域なのかどうか?地域のハザードマップは確認すべき!
建物の書類の中に地盤の状態や改良に関する検査内容の書面があれば確認出来るのでなお良しです。
基礎にはひび割れや欠けがないか、しろありの被害がないかなど、外部と内部(床下点検口などから見ること出来ますよ♪)から目で見てチェックしましょう!
②外部のチェック
屋根・外壁にひび割れや欠けはないか、シーリング材の痛みや劣化があると修理に足場を掛けたりも必要になるので修理費が結構かかります。
修理や塗装が必要な場合は、屋根も外壁も一度に済ませる方が出費が抑えられます!
屋根のチェックの時には雨漏れがないかも確認してもらいましょう*(自分では見られないので屋根業者さんに♪)
③水まわりのチェック
一番傷みやすく頻繁に修理がかかる部分が水まわり部分です。
設備まわり(キッチン・浴室・洗面・トイレ)のほか、バルコニーの排水のチェックも大切です!!
前オーナーさんのメンテナンス状況によって痛み方の違いが出てくる部分なので、念入りな確認が必要です。
少しでも気になるようなら事前にキッチリ直しましょっ!!
④室内のチェック
室内では、床にふかふかする所がないか、傾きがないかのチェック。
傾きがあったらまずNG!!
ドアの建て付けのチェック(開け閉めが問題なく出来るか?)、天井や壁に雨漏れのあとはないか?(クロス補修してあると疑わしい場合があります・・・)などなど*
きちんと直してある、または直して販売されているなら問題なし。
窓まわりに結露の跡やカビがあると、換気が上手くできていないという事なので、内部の木材が傷んでる恐れがあるので注意が必要です。
実際に窓を開けて風の通り具合を体感するのもいいですね♪
天井を見たら屋根裏も必ずチェック。雨漏れの跡がないかと、屋根裏から断熱材も確認できます。
建物状況調査を利用するのもアリ!
不動産会社のインスペクション(建物状況調査)というものがあります。
中古住宅を購入するとき、費用はかかりますが住宅の専門家の目で劣化や不具合の状況について調査して、欠陥の有無や補修するべき箇所、その時期などを検査してから売買を決めるのも、安心できるひとつの方法です。
最後に・・・
一度住んでしまうと、後から修理箇所が出たときになかなか手が付けられなくなってしまうので、気になる所は事前に施工会社さんと相談してクリアにしておくべき!
マメにメンテナンスする事で長く住める家になるので普段からの心がけも大切です。
そして、お好みのマイホームになるようにリノベーションをめいっぱい楽しみましょっ♪
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