欠陥住宅の保証ってどうなるの?!賠償金など気になるお金の話

こんにちは!欠陥住宅経験者のmimiです!

 

多くの人にとって、一生に一度の大きな大きな買い物となるマイホーム。

そのマイホームがもし欠陥住宅だった時、不安要素が色々あるかと思います。

そこで今回は、

  • 欠陥住宅の保証とその弱点、賠償金について
  • 実際に我が家がどんな保証や賠償金を請求できたのか?

など、気になるお金の話をしたいと思います\( ¨̮ )/

 

まずは欠陥がどの程度なのかを知ろう!

不具合によっては欠陥住宅と認められない場合がります。

もちろん程度にもよりますが経年劣化による自然劣化の場合は、欠陥住宅とは認められないのです。。

少し家に不備があったとしても、すべてが欠陥住宅とは言えないため、経年劣化を見極めて判断するようにしてください。

 

保証や賠償金をうける5つの方法

下記4つのポイントを元に、状況を把握し、自分に合った対処法を選ぶのが1番だと思います。

  1. どんな不具合があるのか
  2. その不具合の程度はどれくらいなのか
  3. いつ不具合に気付いたのか
  4. その不具合でどんな損害があなたにもたらされているのか

 

①瑕疵担保責任

瑕疵担保責任とは、住宅やマンションの保証のことです。

建物に欠陥が見つかった場合、欠陥を発見してから1年以内であれば施工者に対して損害賠償を請求できます。

また「これは修復出来ない」というものであれば契約を解除することも出来ます。

注意
瑕疵を知ってから1年以内に請求しなければならないとゆう期間制限がある。

 

②住宅瑕疵担保履行法

引き渡しから10年以内に瑕疵を発見し、仮にハウスメーカーが倒産してしまっていたとしても保険法人などから補修費用を受け取ることができます。

ハウスメーカーがこの瑕疵保険に加入している場合に限るので、チェックしておきましょう!

注意
この保険に加入しているかどうかは、請負契約書に記載されているので確認を!

 

③ハウスメーカーへ交渉

ほとんどの方はまず1番に保証を求めるのはハウスメーカーだと思います。。

その際、保証書や保証約款の内容を確認してみて下さい。

保証約款に該当する不具合の場合はアフターサービスとして無償で補修をしてもらえます。

私の家の傾きの件も保証約款に該当し無償で補修してもらったとゆう事になります。

注意
不具合、瑕疵を認めてもらえない場合がある。

専門用語ばかり使われて素人には難しいし、話を丸め込められる可能性もある。。。

 

④裁判

意見の相違・不一致が生じ、話し合いで解決できない場合は弁護士に依頼し裁判で決着をつけましょう!

任意交渉、公的機関での交渉・調停、訴訟と段階を踏んで解決を目指します。

注意
高い費用がかかるのはもちろん、解決に至るまで長い期間もかかるので根気が必要です。。。

 

⑤住宅紛争処理支援センター

住宅紛争処理支援センターとは法に基づいて、国土交通省大臣より指定を受けた住宅専門の相談窓口です。

住宅トラブルについて裁判外の紛争処理(あっせん・調停・仲裁)を行ってくれます。

注意
相談はやはり長電話になる為、それなりの通話料はかかります・・・w

 

ちなみに住宅相談統計年報2018によるとトラブルに関する相談件数は20.786件もあるそうです。。

(引用先:http://www.chord.or.jp/tokei/pdf/soudan_web2018.pdf)

続いては誰もが気になる賠償金と慰謝料についてです。

 

欠陥住宅で我が家がもらえた賠償金について

瑕疵を修復することで賠償請求も満たしたと考えるのが一般的ですが、その他にかかる費用もあった場合は請求する事ができます。

私の家が傾いた時に実際に請求したのは、

  • 仮住まい費用
  • 駐車場代
  • 仮住まいでの火災保険料
  • 家屋調査費用
  • その他仮住まいするにあたって必要な物の購入費用

でした。

 

【その他仮住まいするにあたって必要な物の購入費用】の内容はシーリングライト・ミニIH調理器・カーテン・小さな食器棚などです。

持って行けるものは持って行って必要な物のみ購入したって感じです。

なので、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・など大型家電からキッチン道具・服・絨毯や細々したのを一生懸命持っていきました。。。

1.2カ月の引越しなのでほんと必要最低限のです。。w

 

その他、引越し費用(往復)・弁護士費用などもかかったなら、請求すれば払ってもらえる可能性はあるみたいです!

 

欠陥住宅による慰謝料について

最近の裁判例では、事案によっては、慰謝料請求が認められる場合も多くなっているそうです。

慰謝料の額についても、明確な判断基準は確立されていませんが重大な欠陥の場合でも100万円程度が多いといわれています。

 

ちなみに私は慰謝料は請求していません。いや、できませんでした。。

最初の話し合いの時には『修復が全て完了したら迷惑料かオプションで何かは断言できませんが、何かしらのお詫びはさせていただきます。』と言われました。

 

なのに!!!

いざその時がきたら『そんな事は言ってません。私の判断でそんな事は決める事はできないので・・・』と、何かしらのお詫びの菓子折り1つ持ってきました(-_-)受け取ってません。

 

その他リアルな体験談

私は請求できず非常に困った事が一つあります。それは引越し作業中の怪我による治療費でした。

荷物を運ぶ際、落として割れてしまったコップに足が当たって、踵をかなりパックリ切ってしまいまして・・・

強い痛みとかなりの出血で引越しどころではありませんでした。( ノω-、)

こんな事がなければ、こんな怪我もしないのに何故保証対象外なのかと悔しくもなり虚しくもなりました。

 

最後に…

もし、過去に戻れたら私は裁判を選ぶでしょう。。

修復してもらったけど、この現状がいつまで続くか不安ですし未だにハウスメーカーを信用する事はできません。

十分な事をしてもらってるのでは?と中には思う方のいるかもしれませんが、修復したって私の胸の内の傷は今も消えることはありません。

 

あの時は無知で言われるがままに事が進んでいきましたが、仮に裁判して建て替えや契約の解除ができる希望があったなら、今よりもっと楽になっていたかもしれません。

状況に応じた対応ができていれば、自分の意見や要望が通るかもしれないので、今回記事にさせていただきました!

長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました( *ˊᵕˋ)

 

《欠陥住宅体験談についてはこちらも是非ご覧下さい*》

欠陥住宅をブログに記録します!我が家の大きな不具合を紹介!欠陥住宅による家屋調査の費用は?検査内容や範囲も紹介!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。