欠陥住宅による家屋調査の費用は?検査内容や範囲も紹介!

前回は、欠陥住宅による家屋調査についてお話ししました。

とはいえ、家屋調査と言われても、ピンこない方が多いと思います!

そこで今回は、家屋調査について、

  • 家屋調査にかかる費用
  • どういった調査が行われるのか

など、気になる検査内容や範囲も紹介します!

 

家屋調査とは?

家屋調査は、

  • 欠陥住宅を建てないように家を建てる際、手抜きがないか調査して欠陥予防をする。
  • 建売住宅を購入予定だけど、問題がないかを第3者の建築専門家に建物を診てもらい、トラブルを未然に防ぐ。

というイメージの方がどちらかというと強いと思います。

ですが我が家のように住んでからどうゆう状況なのかなど、色々な瑕疵調査・診断もしてもらえます!

 

依頼した家の傾きの調査内容

我が家の場合、家が沈下してる事はわかっていたので正確な傾き具合と、その傾きによる家の不具合の調査・診断を1級建築士さんに依頼しました。

その内容を紹介していきます!

 

①レーザー水準器による調査

部屋の中心にレーザー水準器を置き、壁にレーザー光線を水平に発射します。

レーザーを発射している高さと、床との距離の差を測る事により家がどのくらいか傾いているのかを求める方法です。

これを1階と2階の全部屋と玄関ホールや浴室までやってもらいました。。

 

②床下調査

床下に入って基礎のクラック(亀裂)がないかをチェック。

 

③目視調査

外壁のクラックがないかや、クロスの亀裂、建具の不具合などを目視で確認。

 

このような調査をし、全て写真におさめます。

その後持ち帰って写真と調査データをもとに分析し調査報告書を作成してもらいます。

 

家屋調査報告の内容は?

調査後、1週間ほどで調査報告書が郵送されてきます。

調査報告で欠陥だと判断された部分は、大きく分けて3種類!

  1. 家が傾いている
  2. 排水管が逆勾配になっている
  3. クロスや建具の不具合

それぞれ詳しくご紹介します。

 

①家が傾いている!

報告書には、前回のお話した家の傾きが8/1000ありとても危険ということ。

《前回の我が家の欠陥住宅についての記事はこちら!》

欠陥住宅をブログに記録します!我が家の大きな不具合を紹介!

 

②排水管が逆勾配に!

家屋調査の調査報告には、排水管が逆勾配になっているとゆう指摘もありました。

排水管の逆勾配とは
排水管は高い所から浄化槽へ向かって、低くしていって流れるように勾配が必要です。

逆勾配や勾配が不適切だと、水の流れが悪くなったり詰まる可能性があり、排水不良を起こす原因にもなります。

当時、確かに水の流れが悪く、何か詰まっていると思っていて1週間に何度もパイプユニッシュを使っていたのを覚えています!ww(これも家の傾きに関係があったなんて思いもしませんでした)

 

③クロスや建具の不具合!

その他は、クロスの亀裂や建具の不具合、フローリングの隙間などの修復が必要と書いてありました。

この報告書をハウスメーカーに提出し、記載されている項目は全て修復してほしいとお願いしました。

 

ここまでが家屋調査についてです。

簡単に書きましたが、ここまでくるのに建築士さんと打ち合わせやハウスメーカーとの話し合いに時間を要しました。。。

 

家屋調査の費用について

きになるのは家屋調査の費用についてですよね?

この家屋調査の費用はハウスメーカーに請求できるのかどうかも、合わせてご紹介します!

 

費用はどれくらい?

費用は調査内容によって大きく変わると思いますが、私のようにレーザー水準器による傾きの調査なら

現地調査・報告書作成・交通費で6万円くらいでした!

これは比較的、安い方なんじゃないかなと思います!調査内容によっては数万円から百万円くらいすると思うので(;´ー`)ノ

 

料金はいつ払うの?

料金は調査報告書と一緒に請求書が同封されていました。

報告書を細かく確認し、分からないことや質問をし、納得した時点で銀行振り込みにてお支払しました。

 

調査にかかった費用はハウスメーカーに請求できるの?

はい。かかった費用は全て請求しました!

請求して払ってもらえるかどうかはハウスメーカー次第だと思いますが、私の場合はハウスメーカー側が瑕疵を認めているからか全額支払ってもらえましたよ!

 

建築士さんはハウスメーカーに不具合の交渉してくれるのか?

これも依頼したところによると思うんですげど、私が依頼した建築士さんは交渉はしない。ですが弁護士は紹介できます。と言われました。

なのでまずは、自分達でハウスメーカーに交渉して、それでも解決に至らなかった場合は弁護士を紹介してもらおうと思ってました。

費用もかかりますし…

結局自分達で交渉もスムーズにいったので弁護士さんは必要なかったです。

 

経験者が語る!家屋調査Q&A

次は家屋調査について気になるQ&Aをお答えします(^^)/

経験者だからこそ分かることも沢山あるので、参考になれば幸いです。

 

①調査依頼した時用意するものは?

平面図や配置図や立面図を用意するよう言われてたのでコピーをし当日渡しました!

 

②調査にかかる時間は?

調査にかかる時間は3時間から4時間くらいだったと思います。

半日あれば終了します!

 

③立会いは必要なのか?

立会いは必要だと思います!

私は調査中は一緒に行動し、不具合の確認やレーザー水準器による調査の時は家具があると測れないので家具を移動させるお手伝いなどをしました。

少し移動させる程度でいいので、それ程大変ではありませんでした( ¨̮ )

 

④家の中で見られたくない場所があるんだげど…

見られたくない場所ありますよね…クローゼットの中やお風呂場など…

私も見られたくなかったですが、その場所に大きな欠陥があるかもしれない。

そう思ったら見られたくないとは言えず…しっかり調査してもらいました(^_^;)ww

ですが、本当に嫌な場合断る事もできると思います!

 

まとめ

家屋調査のQ&Aは依頼する建築士さんによって異なると思いますが、私が依頼した建築士さんはこんな感じでした。

こんな調査は誰もやりたくないと思います。。

時間も手間もかかりますし高い費用もかかります。

私はハウスメーカーに費用の請求をしましたが、請求して当然だと思ってます。

なぜなら、こんな欠陥がなければこんな調査すらする事もないのですから…

今、同じ思いをしていて家屋調査するべきか悩んでいる方は、費用の請求もありなんだと思っていただければ、少しは楽になるかもしれないと思い記事にさせていただきました(*^^)

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